スプレー缶の処分方法
【スプレー缶の中身が残っている場合の処分】
中身が残った塗料スプレー缶は、周囲に気を配りながら中身を使い切るか、塗料廃棄剤で固形化してから、お住まいの自治体のルールに従って処分します。風通しの良い屋外で、ガス抜きキャップや新聞紙などを使い、周囲に塗料やガスが飛び散らないように注意して作業を行いましょう。
1. スプレー缶の処理方法
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中身を使い切る:
- 風通しの良い屋外で、火気のない安全な場所で行います。
- 使用済みの新聞紙や不要な布などを広げ、その上へスプレーを噴射して塗料を出します。
- ガスが完全に抜けて塗料が出なくなったら完了です。
- 風通しの良い屋外で、火気のない安全な場所で行います。
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塗料廃棄剤>>(凝固剤)を使う:
- 中身が大量で使い切りが難しい場合や、油性塗料の場合は、塗料廃棄剤が便利です。
- スプレー缶に廃棄剤を加え、割り箸などで混ぜるとオカラ状に固まります。
- 固まった塗料を新聞紙の上に取り出し、さらに乾燥させます。
- 中身が大量で使い切りが難しい場合や、油性塗料の場合は、塗料廃棄剤が便利です。
2. 廃棄方法
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乾燥させる:中身を使い切るか固めた後は、新聞紙などで塗料を拭き取り、新聞紙に包んだり、しっかり乾燥させます。
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自治体のルールを確認:地域のルールに従って処分します。自治体によっては、中身が残ったままでは回収できない場合があります。
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- 必ずお住まいの自治体のホームページなどで確認しましょう。
- 「穴を開けずに捨てる」:近年、多くの自治体で火災事故防止の観点から穴開けを禁止しています。
- 「穴を開けてから捨てる」:以前からこの方法を推奨している自治体もあります。
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可燃ごみとして処分:地域のルールに従い、ポリ袋などに入れて可燃ごみとして捨てます。
3. 注意点
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周囲への配慮:火気厳禁、静電気による引火に注意し、作業は必ず屋外で行いましょう。
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ガス抜きキャップの活用:ガス抜きキャップがある場合は、それを使って安全にガスを抜きましょう。
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製品の指示を確認:缶に記載されている使用説明をよく読んで、指示に従いましょう。
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専門業者への相談:自治体のルールが不明な場合や、量が多くて困る場合は、自治体の清掃担当課や不用品回収サービス業者に相談することも可能です
お住まいの自治体の分別ルールを確認し、指定された日に中身が見える透明な袋に入れて、資源ごみ(金属ゴミ)として出すことが原則です。スプレー缶は、自治体によっては穴を開けることが推奨される場合と、穴を開けないことが推奨される場合があるため、必ずご自身の自治体のルールに従いましょう。
何かあった場合は専門業者に依頼しましょう!
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