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エアコンの取り外しと破棄

【エアコンの取り外し】

 

エアコンの取り外しは、専門知識や資格なしに行うとフロンガスの大気放出による環境汚染や、機器の破損・ケガのリスクがあるため、専門の業者に依頼することが最も安全で確実です。自分で取り外す場合でも、ポンプダウンという冷媒ガスを室外機に回収する作業が必要であり、これは法律で定められています。業者に依頼する場合、一般的な取り外し費用は1台あたり5,000円から10,000円程度が相場ですが、特殊な設置状況では追加料金が発生する場合があります。

 
業者に依頼する場合
  • 相場費用:一般的に1台あたり5,000円〜10,000円程度です。
     
  • 作業内容:室内機・室外機の取り外し、配管の接続を外し、冷媒ガスを適切に回収・処理し、配管用の穴を塞ぐ作業が含まれます。
     
  • 注意点:
    • 特殊な設置状況:室外機が壁掛け、天吊りなどの特殊な場所に設置されている場合、追加費用が発生することがあります。
       
    • 家電リサイクル料金:取り外したエアコンを処分する場合、別途家電リサイクル料金が必要です。
       
    • 業者選び:費用を抑えたい場合でも、悪徳業者には注意し、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
       
自分で取り外す際の注意点(※非推奨)
自分で取り外す場合は、以下の作業が必要ですが、専門的な知識と技術が求められるため、推奨できません。

 
  • ポンプダウン:
    リモコンを使い、冷媒ガスを室外機に回収します。ガスを回収しないと大気中にフロンガスが放出され、環境汚染や法律違反となる可能性があります。

     
  • 電気配線の取り扱い:
    感電やショートの危険があるため、ブレーカーを落とすなど安全を確保する必要があります。

     
  • 配管の切断:
    配管を傷つけたり、本体側に近い部分を切断したりすると、本体が破損するリスクがあります。

     
  • 室内機・室外機の取り外し:
    壁に取り付けられたフックを外したり、配管の取り外し、室外機の固定を解除したりする必要があります。慎重に作業しないと、機器が落下して破損したり、ケガをしたりする可能性があります。

     
  • 配管穴の塞ぎ方:
    エアコンを壁から取り外した後は、穴をエアコンキャップやパテでしっかりと塞ぐ必要があります。

     
まとめ
エアコンの取り外しは、安全確保と環境保護の観点から、必ず専門業者に依頼しましょう。
 

【エアコンの破棄】

エアコンの廃棄には、家電リサイクル法に基づいた手続きが必要です。購入した店舗に引き取ってもらう自治体指定の回収業者に依頼する、指定引取場所に自分で持ち込む、リサイクルショップで売却する、フリマアプリで個人売買する、などの方法があります。

 
主な廃棄方法
  • 買い替え時:
    新しいエアコンを購入する店舗で、古いエアコンの引き取りを依頼します。

     
  • 購入した店舗に依頼:
    購入した店舗が近くにある、または買い替えない場合でも、その店舗に引き取りを依頼します。

     
  • 指定引取場所への持ち込み:
    • 郵便局で「家電リサイクル券」を購入します。
       
    • メーカーと必要事項を記載した券とエアコンを指定引取場所に持ち込みます。
       
    • 自宅で取り外す場合は、自分で作業が必要です。
       
  • 不用品回収業者への依頼:
    専門の業者に依頼して引き取ってもらう方法です。

     
  • リサイクルショップやフリマアプリ:
    まだ使用できるエアコンであれば、リサイクルショップで売却したり、フリマアプリで個人売買したりすることも可能です。

     
費用について
  • 廃棄には「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。
     
  • リサイクル料金は郵便局で家電リサイクル券を購入して支払います。
     
  • 運搬料金は、依頼する店舗や業者によって異なります。
     
注意点
  • エアコンは粗大ごみとしては捨てられません。
     
  • ご自身で取り外す場合は、専門知識や工具が必要です。
     
  • 指定引取場所や関連する業者は変更されることがあるため、事前に必ず確認しましょう。
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